１２月１９日、フジフイルム・フォトサロン・大阪で拝見した、相原正明氏の写真展「SPIRITS」

私にとって衝撃でした。

当然と言えば当然ですが、私の撮る樹木などとは格段の差。

技術的な細かい話ではなく、その写真の表現力が圧倒的です。

精神論を語るつもりはありませんが、まさに写心という言葉でしか表現できない。

そこに窓がある。そして、その窓から見える景色はオーストラリアです。

決して広くないギャラリーが、広大な空間に変わっておりました。

フィルムでの撮影だから？　　・・・・　　否、物事はそう単純ではない。

フィルムで撮ったフォトグラファーの作品が何でも良いのか？と言えばそんなことはない。

もちろん、フイルムの発色もあるだろうが、相原氏のフィルムに対する絶大な信頼と、

そこから発生するモチベーションの高さが作品に大きく寄与していると私は思う。



私はデジタルをメインで撮影している。もちろん、フィルムも好きだし、NIKON F3は大切な愛機の一つ。

しかし、私の作品へのアプローチとして、最短距離にあるのがデジタル一眼での撮影である。

現在、FUJIFILM Finepix S5Pro を主力にしているが、撮影から仕上げまですべて自分でコントロール

出来る自信がある。


Flickrで作品をオンライン公開し、目先の流行に迎合せず、自分の作風で押し通して１年と３ヶ月。

最近では、海外から応援のメッセージや、写真販売への問い合わせも数多くなってきた。

２０１０年は、自信を持ってチャレンジの年とします。